漫画村が検索しても出てこないと思ったら、漫画タウンとして出てきたり・・・なにかと世間をにぎわせているこの問題ですが今後漫画業界と漫画家はどうなるのでしょうか?
漫画村騒動に見る今後の漫画業界と漫画家の将来はどうなる?
一応政府も動いたようで、漫画タウンはもう見れないでしょうがその後また新たなサイトが出てくる可能性はあります。
以下は今回の政府の動きと漫画村の後継を名乗るTwitterアカウントの内容です。
漫画村は、著作権者に無断で商業漫画を閲覧できるようにした海賊版サイトだ。政府は4月13日、アクセス遮断を国内のプロバイダーに推奨することを決定した。
児童ポルノサイト以外でのアクセス遮断を政府が認めるのは初めて。内閣府知財本部は「数ある海賊版の中でも特にアクセス数や被害額が大きいと見られることから、刑法上の緊急避難を適用してサイトブロッキングしていいという方針となった」と話している。
一般社団法人「コンテンツ海外流通促進機構」(CODA)の試算によると、漫画村の訪問者数は約1億6000万人で、96%が日本からのアクセス。被害額は、流通額ベースで約3000億円と見られている。
■政府決定の数時間前に投稿
漫画村は11日からサーバーに繋がりにくい状態が続いている。漫画村の後継を名乗るTwitterアカウントが13日、政府が漫画村のアクセス遮断を推奨する決定を出す数時間前に、3件の投稿をした。漫画村へのアクセス遮断を念頭に「いくらサイトを潰したって、もう漫画の売り上げは増えない」と独自の見解を述べ、漫画の売上げ減少は「出版社の努力不足」と言い放ち、「コンテンツは無料の時代」と自己正当化した。
ネット上では「自分の事を棚に上げてよく言うな」「コンテンツが無料かどうか決めるのは、あなたではない」「他人の漫画を無料公開する理由にはなってない」と反発する声が広がっている。
(引用:https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/13/mangamura-tweet_a_23410145/)
漫画村はネット社会の光と影のコントラストが鮮明になった現象のように思えます。
ネットビジネスにおいて今や価値あるコンテンツの無料提供は常識化していて、(もちろんその後のバックエンドへの伏線もありますが)無料レポートやコンテンツなど私も沢山頂き勉強させてもらったりしています。
なぜこんなことをするのかというと、ネットの向こう側の人はどんな人間か分からないわけです。
少しでも信頼関係を構築する手段のひとつなんですね。
ただ、今回の漫画村騒動は例えるなら海の魚を全部勝手に根こそぎ猟ってしまったようなもので、”絶滅?関係無いね”とほざいてるようなものです。
業界にとっても漫画家にとっても完全に死活問題ですから見過ごせませんが、でも遅かれ早かれ漫画業界は廃れていくような運命というか時代の流れのようなものも感じます。
というか事実そうですし。
なにも今の時代漫画だけが娯楽ではありません、楽しいことは他にも沢山あるわけで漫画だけじゃなく映画なんかもそうなるかもしれません。
映画館というものがはたして10年後存在してるのかどうかも怪しいものです。
現に街の本屋さんは激減しました、いまや漫画(コンテンツ)はネット配信Kindleなどで読むのが主流となっていて映画などもネット配信がかなり浸透しています。
私もNetflixやAmazonビデオなどで自宅でみることがほとんどです。
月額700円ほど払えば、見放題ですからね。でも個人的には映画館の雰囲気は大好きなのでたまには行きますが。
漫画も小説もKindle Unlimited月額980円で読み放題ですし、リアル書店でも試し読み(1巻無料立ち読みコーナー)は当たり前です。
ただ、漫画村は1巻だけじゃなく全部やっちゃったわけでこれは大問題には違いありません。
漫画村騒動が一旦収まったとしても、出版社自体は羽振りが良くなることはもうないでしょう。
今後の時代の動きにどう私たちが、ブラッシュアップし乗り遅れないようにするのか柔軟な思考が求められるはずです。
さいごに
今後は漫画の活躍の場はなにも出版社だけではないという柔軟な発想が必用です。
漫画ってもの凄い力を秘めています、その力はビジネスや教育や個人の自分史にいたるまで多岐に活用できるはずだと考えています。
PS
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